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□チャイルド☆パニック
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チャイルド☆パニック.
任務から帰って来たばかりの俺は、足早にユウの部屋へ向かっていた。
お互い任務で忙しく、かれこれ二ヶ月は会ってない。
リナリーからユウも任務が終わって部屋にいると聞いた。
久しぶりにユウの顔がみれると思うと、自然と足も軽くなる。
「ユウ〜♪ただいま…さ?」
いつものようにノックもせずにドアを開けた俺は、ドアノブに手をかけたまま固まった。
「……」
あっれ〜?俺もしかして部屋間違えたかな??
ユウの部屋だと思って入ると、そこには10歳くらいの子どもがいた。
うわぁ、やっべー。
次期ブックマンになろうという俺としたことが…って待つさ!やっぱりここユウの部屋じゃん!!
だってテーブルの上にユウが大事にしている蓮の花があるし。
じゃあ何でユウの部屋に子どもがいるんさ?!
というか、教団にこんな小さい子いたかな?
俺の記録にはないんだけど…ι
華奢な体に綺麗な黒髪と青い瞳の子どもなんて…
ん?
ま、まさかι
「なんだお前?」
少し高めだけどこの口調はもしや…
「ユウ!?」
「お前、何で俺の名前を知ってる?!」
て、えぇぇーーっ!!マジで!!?