血の保管場所

□逃げ
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目を覚ますとまた店にいた



「お客さまどうかなさいましたか?」



「血を入れ替えれば・・・いいんですか?」




その言葉だけで十分だったのか




かれは微笑んだ



「はい」



「お・・・願いします・・・」



怖くないといったらうそになる



だがもし血が原因なら・・・



すこしも迷わなかった



「かしこまりましたお客様を最高の楽園にお連れいたします」
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