祈りむなしく届かんことを

□壊れていく思い
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「きょう…?」


上半身を起こし,扉を開け放ったきょうを見やる


きょうは何も言わず,部屋に入ってくるとしつを押し倒した


(え…?)


そして,しつの上に馬乗りをした


(…あ,忘れてた。今日,排卵日だ)

きょうがしつの服に手をかけた


着ていたワンピースを首まで捲し上げる


(…あ)


きょうが下着も脱がしてくる


その間もしつは微動だにしなかった


少しでも動こうとしたら,きょうが小さく舌打ちをするのだ


きょうが胸にふれた


(…始まった?)


それをどこか他人事の様に感じていた


愛撫はしつときょうの準備ができるまで


準備が出来たら,後はきょうがしつのナカで果てるだけだ


きょうはしつの胸の突起を口に含んだ


舌で転がしたり,甘噛みしたり…


しつはぎゅっと目を瞑った


(もう…終わるから)


しつは自身の準備が出来ている事に気が付いていた


きょうがふと,しつの秘部に手を伸ばした


既にそこは十二分に濡れていた


きょうがベルトを外し,ズボンを脱ぐ


…後は流れ作業だった


異物の侵入


定期的に出し抜きされ,肌があたる


そのスピードは徐々に上がってゆく


きょうを締め上げた


もう…限界だった


「っあ」


「っ」


きょうがナカで達した後,しつは涙を流した―
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