血の保管場所

□突然知らされたことは
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・・・・・なにもされない


「・・・・なにもいたしませんご安心下さい」


低い男の声だった


ゆっくり目を開けた


部屋はまだ暗いままで声の主の顔も見えない


「あ・・・・の・・・」


恐る恐る声を出すとにこっと微笑まれた


心臓が飛び出しそうになる


・・・・・部屋は暗いんじゃ・・・


顔は見えないはずなのに


「こっちの明るさには慣れてきましたか?」


そういわれて気がついた


明かりはついてはいないが見える


「はい・・・」


小さく返事をすると


「やはりそうでしたか」


何が?


・・・それより
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