短編

□恋人たちの聖なる夜に
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「本…屋…?」


入ったお店には本棚があってぎゅーぎゅーに本が入っていた


「いらっしゃいませ」


奥から美人で若いお姉さんが顔を出した


なんでそんな美人なのにデートしてないの?


仕事してんの?ねえっ


本棚にあった本を手に取る


暇潰しに


カバーはない


ページをめくる


……スルーの方向で


いやさ,クリスマスはさー


聖なる…ん?


クリスマス?今日じゃん


この本だぶってるよー


クリスマスの話今,読みたくないのね


別の本にしよ


…と5,6冊見たんだけど…


全部クリスマスの話


ここまでくると疑うよね


嫌がらせを…


てかコレ…


気分低下しながらも他の本に手を伸ばす


その本を見て驚いた
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