短編
□恋人たちの聖なる夜に
2ページ/4ページ
「本…屋…?」
入ったお店には本棚があってぎゅーぎゅーに本が入っていた
「いらっしゃいませ」
奥から美人で若いお姉さんが顔を出した
なんでそんな美人なのにデートしてないの?
仕事してんの?ねえっ
本棚にあった本を手に取る
暇潰しに
カバーはない
ページをめくる
……スルーの方向で
いやさ,クリスマスはさー
聖なる…ん?
クリスマス?今日じゃん
この本だぶってるよー
クリスマスの話今,読みたくないのね
別の本にしよ
…と5,6冊見たんだけど…
全部クリスマスの話
ここまでくると疑うよね
嫌がらせを…
てかコレ…
気分低下しながらも他の本に手を伸ばす
その本を見て驚いた