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□席がトキヤと隣
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『ゔおぉ、トキヤお腹痛い。』
助けて、トキヤ君Help me!!
私をこの現状から救いだしてくれぇぇ!!!
「ハァ、またですか。」
『何だよハァ、ってこっちはマジ腹痛1000%なんだよ!!』
あー、まったく。
この痛みを知らないからこーゆうことが言えるんだよ。こいつに助けを求めた私が馬鹿だったよ。
『うぎぎぎぎ、痛い痛い!!うわ、でるぅぅ!!生まれるうぅう!!!』
「下品なこと言わないで下さい。はぁ、本当に大丈夫ですか?」
『だいじょばないぃいぃ!!』
あ、もう無理。私の心のダムならぬお腹のダムが崩壊する。
「私にどうしろと言うんですか?」
『え?何?あー、あれじゃない?あのキスとかして下さい。あれだよ、王子様のキスで腹痛が治るって言うじゃん!!いてぇえぇぇぇ←(パニック)』
ぐおぉぉぉ!!
限界だよ、これはまずいって。でも授業中にトイレとか恥ずかしいよ!!
『ぐぉぇ!!ゔ、うわぁぇあぁぁ、授業あと何分だよ。』
「…。」
『あ!そうだ君の力で時間を進めて授業を終わらせてよ。』
「わかりました。」
『んーそうかそうか。って、えぇ!!マジか!!』
すごいなぁ。流石アイドルだ。
あれ?何で教科書っ私の顔面の距離がこんなに近いの!?
目が悪くなったらどうしてくれるんだ、トキヤ。
ちゅっ、
『ん?』
何だ?今この瞬間に何が起こった?
えっと、トキヤに教科書で顔隠されて、頬っぺにキスされて、、
キ、キス!!?
「どうです?治りましたか?」
『え?あの、えっと。その、、先生ェェェ!!お腹痛いんでトイレいってきまあぁぁす!!』
―――――――――――――――(クス、少しやり過ぎでしたか。)
(まさか。本当にするとは思わなかった。)
↑ちなみに席は一番端の後ろ。
授業中にイチャイチャとか、爆発しろm9(^Д^)