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□藍ちゃんに勉強教えてもらう話
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『美風せんぱーい。』

「何?」

『勉強教えて下さい!』

「ヤダ。」

『即答!?』





くっ、やはりそうきたか、、。




だが私はなんとしてでも勉強を教えてもらわなくてはならないのだ。


3日後に迫るテスト。けれど勉強してねえぇぇ、


まずい!!
これは非常にまずいよ!!






『お願いします!!このままじゃ私テスト0点なんです!!土下座でも何でもしますからぁ!!』

「僕。今日忙しいんだけど?」

『そこを何とか!!頼みますよ美風先輩ー。』






神よぉぉー!!
どうか私を見放さないで下さい。ぐすん。





「いいよ。」

『よっしゃあぁ!!』

「じゃあ僕のこと名前で呼んでよ。」

『ふぇ!?』

「僕のこと"藍先輩"って呼んでくれたらテスト勉強手伝ってあげる。」

『何でですか!?』

「さっき何でもするって言ったのはそっちだよ?」

『うぅぅ。』





そういえばさっきそんなことも言ったような、、、



うわぁー、今までずっと美風先輩って呼んでたから名前で呼ぶの恥ずかしーだろ。






「ねぇ、はやくしてよ。」
『…ぁぃ先輩。』

「聞こえない。」


ぐぐぅ、、何て楽しそうな顔してるんだ。
あれ?何かだんだんこっちにきてない?



「ほら、はやく言わないと勉強教えないよ?」





トン、




気がついたら背中には壁、目の前には黒い笑みを浮かべている先輩。

こえぇぇー!!
言わなきゃ殺られる!!←









『あ、あぁぁあぁ藍先輩!!』





ちゅっ、






「良くできました。」




クスっ、と満足そうに笑いながら舌舐めずりをした。



『ーっ!!』

「じゃあ早速勉強しよっか。」


*


*


*


テストは、みk…藍先輩の厳しいご指導のお陰で大変よい成績をおさめることができました。





――――――――――――――――(わぁぁぁい!!ありがとうございます!!み、藍先輩!!)

(まぁ、僕が教えたんだからそのくらいの成績とれて当たり前だけどね。)


↑藍ちゃんよくわかんない(ーωー`)イメージは頭良さそうね。

うわぁ、定期テストまで一ヶ月もないよorz

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