短編用

□ちょっとタンマ!!
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「ガキのわりにはいい顔してるぜ。」

「サッチ、なんでテメェはそういう見方しかできねぇんだよい。」

「けどよマルコ。サッチの言にも一理あるぜ。」

「僕もイゾウにさんせー♪」

「イゾウ、ハルタ、お前らもかよいι」





マルコさんも同じ様な立場にあるんだなぁ。


その苦労、すっごくよくわかるなぁ。





「腕は立つのかぁ?」

「当り前じゃい。」

「ほぉ。」





や、やめろぉぉぉおぉぉっっっっっっ!!

余計なことを吹き込むなぁ(泣)!!

まだ死にたくないんじゃボケェ!!



という心の叫びは届かないようだ。





「というわけでな、紅音。」

「なんでしょう。」



嫌な予感しかしない。





「お前、不死鳥と一発やれ。」

「は?」

「なぁにが『は?』じゃ。」

「いやいや、普通『は?』って言いますよ?」

「めんどくさい奴じゃのー!」

「いや、全っ然面倒くさくないです。」

「いいから行って来い。」




不死鳥さん、もう戦闘態勢に入ってますけどι


いや、って言うかね。




「断固拒否させてもらいます。」

「いいから、行け。」

「行きません。」

「行け。」

「行きません。」

「行け。」

「行きません。」





ここで首根っこを掴まれた。


は?


身体が宙に浮いた。


へ?





「行けちゅーとるんじゃ!」





白ひげに向かって投げられる。


はぁ!?


どんどん近くなってくる白ひげ。

鋭い眼光に射抜かれた。

刹那、私は刀を抜いた。




「っ!!」




白ひげから振動が叩きつけられる。


それを破棄を載せた刀でいなして、勢いのまま接近し頬の薄皮を刀で裂く。


白ひげの頬から赤いものが、するりと垂れた。




切った。




そう思った瞬間、全身で殺気を感じた。






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