L logbook
□LogⅣ『Law…～それは…～』
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上半身裸になったローは紅音のバスローブに手をかけ上だけ剥ぎ、抱き起こす。
「ロー？」
さすがに目を完全に覚ました紅音は、ローに問いかける。
驚かなかったと言えば嘘になるが、拒絶するつもりがないのも本心。
辛抱強く返答を待つ。
「…わるい。」
ローの意図がなんとなく読めた。
受け入れるように抱きつく。
力強く抱き返してくれるローを見上げる。
どちらからともなく、深い口付けをする。
「…ん………んぅ……」
「船長っ！！」
そこにキャスケットが飛び込んでくる。
予想外の状況に入ってきてしまったキャスケットは、慌ててうつむく。
ローは途中まで剥いだバスローブを紅音に羽織らせながら、キャスケットに問う。
「なんだ。」
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