過去Novels
□霊界探険【オリジナル】
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ふぅ。
いつもと変わらない風景、いつもと変わらない日常。毎日タイクツな日々を過ごしている。
コッコッコッ…
「えー、ここがcosA3分の1であるからしてー・・・。」
先生の言っていることと黒板に字を書くリズムを聞きながら黒板に書かれているものをノートに書き写す。普通に高校の数学はよく分からない。
キーンコーンカーンコーン…
「では、次の授業までに宿題をやっておいてください。」
起立、礼。
いつも通りの挨拶。俺はもう飽きたからやってないけど。
―いつの間にか、もう放課後になっていた。
「ふぅ。」
「どーしたの?」
「うわっ!・・・なんだ、美咲か。」
「なんだとはなによー。・・・まぁそれは置いといて、最近ため息ばっかだけどどーしたの?」
不思議そうな顔をしながら俺を見つめてきた。
「別に・・・。」
「ふ−ん、へぇ〜、・・・好きな人でもいr「違ぇよ。」
「うわ即答!アハハハッ!」
「笑うなっっ!」
「アハハ…まぁいいや、悩み事とかあったらいつでも言いなね!幼馴染の愛しみとして!」
そこで幼馴染と持ってきたか。
「幼馴染は関係ないと思うが。」
そう言って、俺は教室を出ていく美咲を見送った。それにしても元気だな・・・。
とりあえず特にやることも無くて暇だから俺も帰ることにした。