A Memory 第二章

□第22話・予言に刻まれし余命
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『ルーク…お前はもう直………消滅する』


ヴァンの言葉は――仲間達を凍らせた。





「……消…滅…する??」

一番ショックを受けている様子のアッシュ。言葉もやっと出たと言った所。

「はは…何言ってんだよ、ヴァン!…ルークは…こんなに…元気…ッ」

「アッシュ!…一先ず落ち着きなさい」


消滅を告げられたルークより動揺しているアッシュはヴァンの言葉通り、必死で落ち着こうと深呼吸を繰り返す。

その間にも、彼と長い付き合いであるガイがヴァンを問い質した。



「どういうことだヴァン!!ルークが…消滅するってッ!?」

「…貴公も落ち着いて話を聞きなさい」

ぐっ…と息を詰め、一同静まりかえる。

一先ず彼等を見渡し、ヴァンはルークに向き直った。


そして静かに話し出す。



「私がお前を掠い、アッシュを作り出したコトは知ってるな?」

「…………はい」

今だ目を見開いているルークを余所に、淡々と説明を続ける。


「元々。アッシュを作り出したのはお前より優れた人材が欲しかったからではない。アッシュが…ルークより優れて生まれて来るなど思ってもみなかったからな…」


まるでルークの消滅と繋がりのなさそうな話し…。


皆の顔が不機嫌で眉間にしわが寄る。



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