A Memory 第二章
□第22話・予言に刻まれし余命
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「スコア?」
「えぇ…」
ジェイドはまず、ティアに向き直る。
「…ティア。貴方が読んで下さった譜石……本当にあの先は欠けてましたか?」
「え?」
『ND2018…ローレライの力を継ぐ若者…人々を引き連れ鉱山の街へ向かう。…そこで…………』
「――…はい。確かに欠けてました。とても読めるほどでは…」
「そう。欠けてて読めなかったんです。………いいえ…」
ジェイドはいつものように、眼鏡を上げた。
「――『読めないようにしていた』んです…」
「「「「!?」」」」
「ど、どういうことだ!?」
驚愕の言葉に皆驚き、その気持ちをガイが先に口に出す。
ジェイドの隣にイオンが立ち……
「先程、ヴァンが言っていたコトが本当なら……」
息を吸い、
「続きに書かれていた予言(スコア)は、……ルークの死です」
言葉と共に吐いた。
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