A Memory 第二章

□第22話・予言に刻まれし余命
3ページ/11ページ



「スコア?」

「えぇ…」


ジェイドはまず、ティアに向き直る。



「…ティア。貴方が読んで下さった譜石……本当にあの先は欠けてましたか?」

「え?」
















『ND2018…ローレライの力を継ぐ若者…人々を引き連れ鉱山の街へ向かう。…そこで…………』
















「――…はい。確かに欠けてました。とても読めるほどでは…」

「そう。欠けてて読めなかったんです。………いいえ…」


ジェイドはいつものように、眼鏡を上げた。







「――『読めないようにしていた』んです…」



「「「「!?」」」」

「ど、どういうことだ!?」


驚愕の言葉に皆驚き、その気持ちをガイが先に口に出す。


ジェイドの隣にイオンが立ち……



「先程、ヴァンが言っていたコトが本当なら……」



息を吸い、















「続きに書かれていた予言(スコア)は、……ルークの死です」












言葉と共に吐いた。





.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ