バスケと白の少女

□第5Q 黄色の力
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「うわぁ、広いねーテツ」

「そうですね」

「テツ素っ気ない!日向せんぱーい、テツが素っ気ないです!」

琴美はリコや日向のもとに行く

「火神君いつにも増して悪いです目つき」
「るせーちょっとテンションあがりすぎで寝れなかっただけだ」

「遠足前の小学生ですか」

「テツないす!」

琴美はいきなり火神の後ろから叫びだす

「うわ、琴美お前‥つか、なんでオレの後ろに」

「涼太が来る!」

火神の後ろに隠れながら小声で呟く

「はぁ?」

「どもっス今日は皆さんよろしくっス」

「黄瀬‥‥!!」

黄瀬が片手をあげ笑顔で誠凛を迎えるそして、火神の後ろを見ながら


「広いんで迎えにあがりました。琴美っちいい加減隠れないでできてきて欲しいっスよ」

「‥わかった‥」

「琴美っち、黒子っちあんなアッサリフるから‥毎晩枕濡らしてんスよもー」
「毎晩電話してきたくせに!」

泣きながらぐずぐす言う黄瀬に琴美はすかさずつっこみをいれる

黄瀬はそれをスルーし

「女の子にもフラれたことないをスよー?」

「‥ばかっ!」

琴美はバックを投げる


「っと、琴美っち冗談んスよ」

「冗談でもさらっと嫌み言うのやめてもらえますか」

「ばーかばーか、涼太」

「ちょ、琴美っちぃー
あ、それと黒子っちと琴美っちにあそこまで言わせるキミにはちょっと興味あるんス」

黄瀬は火神に向いて話し出す


「『キセキの世代』なんて呼び名に別にこだわりとかはないスけど‥」

挑発している目で火神を見


「あんだっけハッキリケンカ売られちゃね‥オレもそこまで人間できてないんで‥悪いけど本気でツブすッスよ」

「ったりめーだ」


火神の目はギラギラと光っていた
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