バスケと白の少女

□第8Q 二人目のキセキ
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一回戦は火神とテツが特別メニューをこなし

パパ・ンバイ・シキ

長いので、テツがお父さんとつけた






火神がお父さんのシュートをはじき
試合終了

二回戦三回戦も難無く

勝ち進んだ




四回戦は

ストリートで涼太と火神、そしてテツがボコボコにした相手で

トリプルスコアで瞬殺



‥オレンジのユニフォーム
うわぁ、はっでー


「来たぞついに‥今年は特にすげーってよ」


「東京都三大王者の一角」



"東の王者秀徳高校"


「うわぁ真ちゃん似合わないっ」


「出たな‥!」


「ちょっと一年同士アイサツ行ってくるっすわ」

「あぁ‥あ゛!?」

火神は真ちゃんのとこへ向かう


「よう、オマエが緑間真太郎‥だろ?」

「‥そうだが誰なのだよキミは?」

(「「知ってるくせに」」)

このとき、高尾くんの心の声と被ったのは知らなかったけど


火神が手を差し出しつられ、真ちゃんも出す
が、マジック‥でひらがなだらけの字で書いた



「センパイ達のリベンジ相手にはキッチリ覚えてもらわねーと」

「‥火神は知らなかったか」

「誠凛は去年決勝リーグで三大王者全てにトリプルスコアでスダズタにされたんだぜ?」


「‥‥。」


「息巻くのは勝手だが彼我の差は圧倒的なのだよ仮に決勝で当たっても歴史は繰り返されるだけだ」


クマのぬいぐるみが真ちゃんの手から落ちた

テツが拾い


勝負はやってみないとわからないと言う




うん、真ちゃんとテツは合わないね


「真ちゃんアップは?」

「お、琴美ちゃん
でキミは琴美ちゃんと真ちゃんの同中っしょ?
気にすんなよあいつツンデレだからホントは超注目してんだぜ?」


「勝手なこと言うな、高尾」

「仲いいね、シュート見せなよ」

「お前もしたらやってやるのだよ」

「じゃーいいや、また会ったときに」

「お前は勝手だな」

「勝手で結構」

「いつまでしゃべってる二人とも行くぞ!」



「やっぱりやる‥」




あたしは体育館に観客が居ないのをみて
そばにあったボールを拾い

スリーポイントラインまで下がりボールを放つ


放物線を描きポスッと音をたてて
リングへと収まる

うん、我ながら綺麗に入った!


「おぉー」

「へぁ?」

「じゃ、真ちゃん試合楽しみにしてるねー!」


「フン、オレは人事は尽くしてるのだから落とす訳ない」




「すげーな琴美ちゃん」

「琴美の能力はあれだけではない」
「緑間、あの子白い悪魔だよな?」

「あ、はい」

「同じ中学だったのか」

「ホント、羨ましいっすよね〜」




という会話をされてたのは知りも知らなかった
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