バスケと白の少女
□第9Q 東京最強の守り
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あたしはなぜか、テツと火神と
正邦のDVDをみていた
「こいつらの動きなんか変つーか」
「ん?この坊主の子」
「中学時代対戦したことあります」
「だよね!初めて少しの涼太を止めたはず覚えてる」
"ピーッ
24秒オーバータイム
「ありっ!?」
「涼太持ちすぎっ!」
「黄瀬ぇ、持ちすぎたバカ!」
「スマッセーン」
「だからオマエはダメなのだ」
「黄瀬君ちゃんとボール回してください」
黄瀬はメンバーみなにダメだしや、文句ばかり言われる
「あうっ黒子っちも怒ってるっっ」
「黄瀬ェオマエだけだぞオレら5人の中でノルマの20点取ってねぇのは」
「スンマセンッスキャプテン!でも黒子っち‥」
「「テツ/アイツは別だろうが(でしょ!)」」
「マジスンマセン琴美っち」
「あん時はシバいたなぁ〜」
「は?琴美‥」
「琴美さんはマネージャー兼コーチみたいなものでしたから」
「はいはい、話は終わりこれ見なきゃ!」
その後
センパイ達ともこのDVDをみた
「正直やっぱキビシーな」
「てかスンマセン泣きたくなってきました」
「ハッキリ言って正邦・秀徳とも10回やったら9回負けるわ」
「その1回を持っていけば何とかなりますね‥」
「そうだな‥」
「あのさ」
日向センパイがおそるおそる、提案した
「んー、それは大きな賭になりますけど‥でも、センパイ達だって練習してきたんだし‥リコセンパイいいじゃないかな?」
「わかったわ!」
こうして、ある作戦ができた
DVDを見終わり
なぜか、わからないが
質問大会になっていった
最初はあたしの兄蓮の話からだった
最初は、伊月センパイだった
「なぁ、琴美ちゃんって‥あのNBAの蓮さんの妹?」
「え?あぁ、はい」
「やっぱり、オレファンなんだけど」
あら、思わぬ所に兄のファンが伊月センパイ
ダメですよ、蓮なんかのファンなんて
「中学の時とかもすごかったよな、伊月」
「あれ、日向センパイ知ってるんですか?てか、なんで伊月センパイと日向センパイの関係は?」
「その言い方、誤解受けるから!」
「あり?で、どうなんです?」
「伊月とは同じ学校だったんだ」
「ちなみに、カントクのジムに日向が通ってたよ」
「うわぁ、お思わぬ関係を知っちゃった」
「ち、ちげぇよ」
日向センパイは慌てて否定する
「そ、そうよ、琴美ちゃん」
「あーやーしぃ」
「はい、この話は終わり!琴美ちゃんには幼なじみとかいないの?」
「いますけど‥」
「男?女?」
「男‥キセキの世代キャプテンです‥」
「「「「えぇぇぇぇぇ」」」」
センパイ達の声がこだまとして学校に響いた