魔法と絆

□第4夜 領主と王女
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ん‥ベリトやロノウェの時とは違う感じ‥水の中に私はいた

「くるし‥アラジン、アリババ?」

「あっ、シャラおねいさん」

「アラジン、いたっ!アリババは?」

「アリババくんはまだなんだ」



アリババがまだ来ていなかった
しばらくして、アリババが現れる

アリババはびっくりしたように私とアラジンをみ、奥に進むにつれて、目を輝かせていた


アリババは迷宮にこれて、嬉しく洞窟の穴にどんどん入る

それに、見かねてアラジンがアリババの足をつかみ転かせた


「嬉しいのはわかるけど‥迷宮をばかにしちゃだめ!」

「あっ‥」

アリババは気づき、大人しくなった
正解の道を通ると

蟻の怪物?スライム?よくわからない化け物が私達を襲う

「私が!」

「大丈夫だよ、ウーゴくん」

アラジンはウーゴくんを呼びなんとか、逃げたが‥ 魔力を使いすぎて、少し眠るといい寝てしまった


「ここじゃ、危ない!どこか休める所に行きましょう」

私とアリババはアラジンを連れて洞窟へ入り、アラジンを寝かせた

「私、様子見てくる」

シャラは洞窟を出て、周りをキョロキョロ見回る

コツーンコツーン

規則正しい足音が響く

「‥大人数‥ではないわ‥」

シャラは暫く、物陰に隠れ、様子をみていた


‥気配がある

シャラはばっと後ろを振り向くと赤い髪の少女が立っていた


「やっぱり居た、君はシャラだろう?かのシンドリアのシンドバッド王の妹君のシャラちゃん」

「‥領主さん?」

「君は、殺したりしないよなぁ、モルジアナ、ゴルタス。あの少年はどこかな?」

「少年?」

‥やばいやばい、この人はやばいっ!

「マギの少年だよ」

‥アラジン狙いか‥

「‥ベリト‥力を貸して」

周りに炎が広がり、領主の周りを火の海にする

シャラが領主を巻く‥


そして、アリババとアラジンがいる穴へと入った
暫く、私は寝た‥


「ん‥」

「お待ちしておりましたマギよ」

「あっ‥」

「おや、また会ったねお姫様‥いやシンドバッドの妹君」

ちょっと、身分バラさないでよバカ!

「なっ、シャラって‥つか、それより何するんですか!?」

「あっ、ゴルタス、シャラちゃんも連れて行くから」

アリババの質問に答えないジャミル
が、ゴルタスの剣を避け、罠避けとしてアリババが使われるようになった


迷宮を奥へ進むと‥龍が口を開けている細工をした穴がある、その隣にはトラン語でなにか彫られている


あー‥なるほど‥


「ふむ‥「この道は、竜の‥真実点」」


間違えてますよ、領主さん‥
王族やあなたみたいな身分の人間はトラン語を幼少から学ぶはずよ?

と考えていたら


アリババが横でまた、間違えの訳をした‥
私がじっとみていた時ふと目が合い頷く‥あぁ、ワザとか‥


ジャミルは横から訳されでしゃばったからなんだかと、アリババに文句を言い、罠避けとして先導役にさせた

上から降ってくる剣を避けた‥が床が開き落ちていった



「アリババっー!」

ジャミルはそれをみてため息をつき先へ進む

「ちょっと!アリババは?ねぇ」

「彼は罠除けだよ?シャラちゃん‥少し大人しくしてくれないかな」

首元に手刀をくらい、あたしの意識は薄れていった‥



‥震えて‥お坊ちゃん‥


なに‥

なにか、聞こえる





「モルジアナー!!」

うっすらと目を開け声が聞こえた方を見るとアリババがジャミルに剣を突きつけていた

そして、モルジアナが蹴り
スレスレでアリババが避ける


ファナリスか‥


アリババはモルジアナに壁に叩きつけられ、ジャミルはニタッと笑いアリババわ蹴る


「殺れ!」


悪魔だね


だが、モルジアナが持っていた剣の刃は消えた


アラジンが杖を使う

ピィィ ピィィ


ルフだ


「彼こそが創世の魔法使い!マギ」



「マギには誰も勝てないよ」


思わず口に出したが、誰にも聞こえていない
ジャミルは自分が王になれると叫ぶ

「おにいさんのこと、そんな大した人じゃないと思うよ」

そういいアラジンはアリババのもとに行き、あたしの元にも来てくれた


「シャラおねいさんも大丈夫?」

「大丈夫だよ、アラジン」

すると笛が輝き壺とあたしの金属器に光が導かれる


最初にアラジンは壺にさわる

光り輝き巨人が現れた

見渡し、ジャミルを黒の器、モルジアナを小さな器と称した


ふと、あたしを見て多き器を持つものと呟いた

アリババはビクッとする

巨人はプッと笑い小さくなる


「マギよ」

"シャラ!アタシたちも実体化してもらって頂戴!アモンだけズルいわ!"

「アラジン‥これもお願いできないかな?」
あたしは首飾りをだす
アラジンはにっこりわらって首飾りに触れた

するとベリトが現れた


"やぁっと実体化できたわありがとうマギの坊や、久しぶりねアモン"

アモンはベリトをみて笑い
改めて、アラジンをみる


ロノウェも実体化してもらい



すると、笛からウーゴくんが現れ
ジンだけで話している

多分、兄様が言っていた世界の異変について‥
迷宮が揺れ始めた
アモン曰わく、誰かが壊そうとしているらしい‥ そして、アモンが出口を作ってくれ

それに入り迷宮から出た
そのときファナリスの子はゴルタスって人により鎖を切られ自由になった
 

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