青い炎がみせる希望

□ 塾の先生とか面倒‥
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「聞いてない‥聞いてないよ‥雪男も一緒なんて」


雪男が先に教室へ入り、私は待ちぼうけ‥
「燐、びっくりだよね、雪男が先生って」
"いや、琴美が出でもだぜ?"

「わかってるよ」

"どーだか"

「うるさい!」

"琴美がな"

ガチャ

ん?なに


「琴美、静かに!ちょうどいい入って」

雪男に怒られ、そして教室に入る


「どーも、はじめまして、天狐塚琴美です。えと主に召喚、医工、悪魔学?‥その他を教えまーす‥多分、人手がなかったからだけど‥と言うわけでよろしくあっ、あと、先生とか要らないよ?琴美って呼んで?同じ歳なんだし」

"うわぁ、愛想ないな"

「うるさいよ、ベルフェゴール!」

「先生?」

「琴美でいいよ?」

「なら、琴美ちゃんどしたん?」

「あっ‥ごめん、気にしなくていいからね?」


雪男に見学許可をもらい、燐の隣に座るふとみると可愛い犬が燐の膝の上に座っている


「可愛い!燐、その子を抱かせて?」

「いいけど‥」


私は犬わぎゅと抱きしめるその犬も私の頬を撫でたりすり寄ってくる


「琴美‥"おい、琴美"そいつメフィスト」


‥‥は?


メフィスト?



「きゃ‥」

犬、もといメフィストから手を離す


「あぶね!」

燐が見事にキャッチ


「琴美ひどいです」

「ご、ごめーん」


燐は大人しいかなっと思って横をみたらいない‥

パリン


ん?あれ血‥
まずい‥

「逃げて!みんな!」

凶暴化した小鬼(ホブゴブリン)が襲ってくる

生徒はみな外に避難したはずだった‥
が、 燐だけが残る


「雪男、量多いよ!」
私は銃を腰のホルダーから出し構える

「わかってます!琴美は、僕の後ろを!」

「はーい、私の後ろを頼むよ」


小鬼を撃ちながら、雪男と燐の話に耳を傾ける


「いっそ死んでくれ」


銃撃音と小鬼に鳴き声でうるさい中鮮明に聞こえた、雪男の声


"言っちまったな"


燐が刀を鞘から抜き、青い炎が出る
「撃って気が済むなら撃って見ろ!!撃て!!!」


「やめて!!」


私はとっさに叫んだが

燐が斬ったのはゴブリンだった‥



無事倒せたが、教室はめちゃくちゃ


まぁ、有りでしょ、こんなのも
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