青い炎がみせる希望

□友千鳥
1ページ/1ページ



「琴美、候補生認定試験が近いですね☆」

あたし、琴美は道化師に呼ばれてファウスト邸へと足を運んでいた


「そうだねー!まぁみんな合格じゃない?」

「さぁ、それはわかりませんよ?」

「ふぅん‥で本題は違うよね?」

へらへら笑ってるメフィストを片手に紅茶が注がれてるカップ持ち睨む


「そう、睨まない、折角の可愛い顔が台無しになりますよ?」

「可愛いくないもん」

メフィストはウィンクをしあたしの頬をなでる

「もう、いいから、話してよ!」

「わかりましたよ‥そうですねまだコントロール出来ていませんがいい武器になる」
「‥‥そうだけど」

「そういうことです☆この話を終わりにして認定試験の話をしましょう」

暫く、認定試験の話をし、どうやって候補生の合否を決めるか話し合った


「あっ、次ネイガウスと授業だ!じゃぁね!」

「行ってらっしゃい琴美☆」

「うん!」





魔法円・印章術


「図を踏むな」

「円が破綻しちゃったら意味ないからね」
「召喚には己の血と適切な呼びかけが必要だ」

"テュポエウスとエキドナの息子よ求めに応じ出でよ"

すると魔法円から屍番犬(ナベリウス)が召喚される

「うわぁ、くさい」 「はじめてみたわ」
「可愛いねーっ、ナベリウスいいねぇ」

「琴美ちゃん?」

振り向いたら、みんなが口を開けてあたしを見てた

「琴美、召喚したらどうだ?」

「んー‥わかった」

"七つの罪を司りし者たちよ、我の呼びかけに応え汝を我の前に示せ"

魔法円が光り輝き、七つの大罪が現れる


"久しぶりね、琴美‥"

「な、七つの大罪!?」

「見たこともない‥」

「まぁ、こんなところかな?ありがとうみんな」

"はっ、まぁいいぜじゃあな"

「では才能があるかテストをする」
すると出雲ちゃんが針で血を出し白狐2体を呼び出した

「すごい出雲ちゃん」

「すごいねぇ」

「あたしは巫女の血統なんだもの」

どや顔の出雲ちゃん、志摩くん達は才能がないとぼやく

しえみちゃんが恐る恐る、召喚し
グリーンマンの幼生を呼んだ
そして出雲に声をかけ、出雲がしえみを皮肉った


「今年は手騎士候補が豊作なようだな悪魔を操って戦う手騎士は祓魔師の中でも数少なく貴重な存在だ」

「で、悪魔は自分より弱いものには従わないからねー!気をつけて」


あたしは琴美と教室を去った


「あははっ、手騎士候補多いねー」

「あぁ、そうだな」

「そうそう、私情は挟まないでね?」
琴美はネイガウスに念を押し去った
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ