TaeNy

□コアラハグ
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少女時代としての活動期間を終え
久々のオフをゆっくり過ごそうと思い
部屋でファッション雑誌を読んだり
ゴロゴロしていた時だった



コンコンっ

物凄く控えめなノックが聞こえて
ドアを空けるとマンネだった


『どうしたの?』

〈ゆっくりされてるところお邪魔してすみません。ほとんどのおんに逹の姿が見えなかったものですから…〉

『皆出掛けてるの?元気だね(笑)』

〈はい、それで私も少し出掛けてきますのでお伝えしておきます〉

『わかったよ、気を付けてね』


いつになっても礼儀正しい
可愛いマンネを見送ってから
私は恋人の部屋に向かう


ドアを開けると愛しい恋人は
雑誌のページを開いたままにして
その横で眠っていた…


宿舎に一人かと思ってたから
少し安心した私はすることがないから
テヨンの部屋に居座ることにした


可愛い寝顔をみて自然と笑顔になる



『…お?シカだ!!!!!』

テヨンが読んでたと思われる記事は
こないだ皆で見たシカのドラマについて
詳しく書かれていたものだった


そういえばテヨン
シカのコアラハグにすごい
興味津々だったもんなぁ…


「んぅ〜…あれ?」

テヨンは寝返りをうって
ベットに腰掛けている私に
軽くぶつかって起きた


『ふふっ おはよ、テヨン^^』

「ティパニ〜」


テヨンが私の方に手を伸ばしてくるから
私は抱えて起こしてあげた


テヨンはいつも可愛いけど
寝起きの時は頭が回ってないのか
ちょっぴり甘えん坊になるから
本当にかわいいんだよね






「ティパニ、どこにも行かないの?」


『うん、今日はゆっくりしたい気分なの』


「そっかぁ〜
じゃあ今日は一緒にのんびりしよっか」




そういって私たちは一緒に
部屋で過ごすことにした
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