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□純粋な子供なんです(完)
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グウェンダルは赤い悪魔って…でも彼女が扱うのは魔力がある男だけのはず…
俺が分からないと首をかしげながらグウェンに答えをうながすと
「実は…「兄上?」
グウェンダルが説明しようと口を開いた瞬間俺の背後から少し高めの声が聞こえた。
この場合兄上って言うのはグウェンダルなのは間違いないが…
ヴォルフラムにしては声が高すぎる…まさかツェリ様に新しい子が!!
俺はバッと振り返るとそこには茶色い髪の見目同い年くらいの男の子がいた。
「まさか…」
「ああ、そのまさかだ。」

グウェンダルの深い溜め息が聞こえたがそれどころではない!
この世界ではそこまで珍しくない…しかし男の子の目が…色は髪と同じ色なのだがその瞳に散りばめられた銀の星達はまさに彼だと言う証拠で…

「コンラッド!!!?」「???」
俺の名付け親で護衛で恋人が小さくなってしまったのだ!!!



−純粋な子供なんです−
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