Short Story
□LOVEorLIKE?
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眞魔国眞王廟―
ここに眞魔国最高権力者である魔王陛下と大賢者が、なにやら深刻そうな顔で話していた。
「村田は何だか分かるでしょ?四千年の記憶持ってるんだから。」
魔王である渋谷ユーリが大賢者である村田健に問うた。
「そうだねー…。いろいろあると思うけど…渋谷はとりあえずどんなことだと思ってるんだい?」
村田は逆に聞き返す。
「そーだなー…。あっちの雑誌でよく見かけたのはその人と自分がセックスする姿が想像できるかってのがあったけど…今の時代当てはまるかどうか…いや、でも私は好きな人としかしたくないけど!」
「そうだねえ。今は性欲や快楽を求める傾向にあるようだけど。それで判断するのは間違ってないと思うよ。渋谷みたいに真っ直ぐな子なら尚更。」
「そ、そっかな…//」
村田の言葉にユーリは少し安心した。
「それに関連して言えば、その人との子供がほしいかどうかってのもあるね。」
「子供かぁ…///」
コンラッドとの子なら可愛いだろうなあ……
ユーリが軽く別世界に飛んでいったのを村田は呼び戻した。
「はいはい。妄想はそのくらいにして! 他には?」
ユーリも我に返りまた考え出した。
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