Parody Story

□you(完)
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十二月初旬。寒さも少し厳しくなった頃、街中を少女は一人歩いていた。黒目黒髪の純日本人だが、男女問わず道行く人が振り返る絶世の美少女だった。



「はあっ…寒…」



が、本人はそんな視線には気づかす両手に息をはき温めていた。


…コンラッドの所はもう雪降ってるかなあ…

遠く離れた地で夢を追いかけている恋人を思う。




…遠く感じるのは距離じゃなく心…?
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