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□純粋な子供なんです(完)
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「ユーリ!貴様!!婚約者である僕が迎えに来てやったというのにコンラートの名前を出すとは!!」
「いや…別にただいつも迎えにきてくれるのになぁーって思っただけだよ!」
断じて寂しいとか思ってないからな!
「ヴォルフラム落ち着け…」
三人でギャーギャー言い合っているといつもはあまり迎えにこないグウェンダルが姿を現した。

「兄上!」
「いくら待ってもこないから来てみれば…まずは小僧着替えろ。コンラートの事はその後だ。」
それだけ言うと壊れたギュンターとヴォルフラムをつれ浴室を後にした。しかしコンラッドになにかあったのか…まさか怪我!?
いてもたってもいられず俺は急ぎ着替えをすませ髪をかわかすのもそこそこに浴室を後にした。
「…はやかったな。」
「それよりコンラッドは!?」
「落ち着け。奴は赤い悪魔の毒牙に…」
「え?」
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