□死の外科医
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冬島に着いて昼食をモビーの食堂で食べた後にナースたちが上陸すると言うのでそれに合わせて恋歌も出ることにした。

エ「じゃあ気をつけて行くんだぞ?」

『うん』

エ「島回ってきてもいいけど変な男に絡まれたりしたら桜姫の力でもなんでも使って逃げるんだぞ?」

『うん』

エ「俺の名前とかオヤジの名前も使っていいからな?」

『うん』

エ「あとは…あとは…「あー!!もう!エース隊長心配しすぎでうざいです!」え?うざい?」

レ「ほら!もう行くわよ」

『え、あ、いってきます!』

恋歌の心配のし過ぎでエースがなかなか話終わりそうにないのでレイラが無理矢理終わらせた。

引きずられるように連れて行かれた恋歌が見えなくなった後にうざいと言われてしばらくエースが落ち込んでいたというのは帰ってきてから聞いた話だ。
















レ「じゃあ私たちは行くところあるから」

『うん

私も用事が終わったらすぐに帰るよ』

しばらく行ったところでナースたちとも別れ、恋歌はひとりで島の商店街を歩く。

『(そういえばこうやってひとりで買い物するのはじめてかも)』

白ひげに入ってからは常に誰かがそばにいてくれたのでひとりで行動などはじめてだ。

『(たまにはこういうのもいいかもね)』

みんなといる方がもちろん楽しいのだが、ひとりでウィンドウショッピングなどこの世界に来てはじめてしたためひとりもいいなと思う。

商店街を一通り見て回り、いいなと思ったキャメルのロングコートと黒いブーツ、桜色のマフラーを購入した。

買ったものは全て指輪にしまい、身軽な状態で商店街をぶらぶらと歩く。

『(目当てのものは全部買えたね

これからどうしようかなー)』

買い物が早く済んでしまい、船に帰ろうかと思ったがせっかくなのに勿体無いとなにかないかとうろうろすることにした。

『(気になることもあるしね)』

それからしばらくは小物やアクセサリー、服などいろいろなものを見て回った。
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