桜姫

□迎えと火事
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サボの屋敷から出たあとにエースがペンダントを使ってなくても呼ばれた気がした。

『(エース?)』

気になった恋歌はエースのところまで行くことにした。













『エース?』

エースが隠れているであろう木の間の前に立って中に声をかけてみる。

すると奥からこちらを伺うようにエースがでてきた。

だが恋歌だとわかると驚いたように走りよってきた。

エ「どうしてここに!?」

『なんかエースに呼ばれた気がしたから』

エ「俺呼んでなんか…

はっ!そうだダダン!!

ダダンが酷い火傷なんだ!治してくれ!」

エースに腕を引っ張られて木の間に入れられる。

そこにはダダンが酷い火傷を負って寝ていた。

中は案外広く三人入っても全然狭くなかった。

ダ「あ、あんたさっきの…」

『喋らないでください

すぐに治しますから』

恋歌がダダンの傷に触れようとするとダダンが動けない体を起こして拒否をした。

ダ「知らないやつにこんなことをしてもらう義理はないよ」

『あなたに拒否権はありません

私は今回エースに呼ばれ、エースに頼まれてあなたを治療します

私を今止めることができるのはエースだけです

【双天帰舜】』

オレンジの光がダダンを包み、みるみる火傷を治していく。

ダ「これは…」

『さ、しばらくしたら全快するだろうし二人で帰ってね』

エ「二人で?

一緒に帰んねーのか?」

『今のこの姿じゃね…

まだやることもあるし暫くしたら帰るから

ルフィにも言っといて』

エ「わかった

無茶すんなよ」

『ありがと

そのまま治ったら光がなくなるからなくなったらここから出て気を付けて帰ってね』

恋歌はエースとダダンを残してまた高町に戻った。
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