桜姫

□アラバスタ
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ナ「間違いないわ

この船はアラバスタに向かっている」

ナミの航海術によりアラバスタには順調に向かっているようだ。

『何か今更だけど私乗ってていいの?

この船のクルーでもないのに…』

ナ「何言ってんの

こんなとこで下ろすわけにもいかないしそれに…

クルーじゃなくても友達にはなれるでしょ?」

ナミの言葉に恋歌は微笑む。

『ありがとう

私アラバスタに用があって…』

ビ「アラバスタに?恋歌さんが?」

『個人的なものだけどね

アラバスタで降りさせてもらうわ』

ナ「仕方ないわ

でもそれまではよろしくね」

『こちらこそ!』










恋歌がナミとビビと話していると下ではルフィとサンジが揉めている。

どうやらルフィが食糧を全て食べてしまったようだ。

サ「なぁ、ナミさん見ただろ?

もう大型鼠取りじゃ間に合わねぇ…

鍵付き冷蔵庫買ってくれよ」

ナ「そうね

考えとくわ、命に関わることだし」

どうやらウソップ、チョッパー、カルーも食べたらしくサンジに怒られている。

『大丈夫?』

ル「だって腹減ったんだもんよ」

『私はこれしか持ってないから

食べる?』

ル「食う!」

恋歌がルフィに渡したのは出航の時に渡したのと同じ珠。

まだ持っているのかはわからないが食べれるものはこれしか持っていない。

ル「何か食った気がしねぇ…」

『ごめんね?』

だがお腹は膨れても食べたのは小さな珠ひとつだけだと食べた気がしないらしい。
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