僕のヒーローアカデミア

□5話
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あの警報騒ぎから数日経過したが、現在まで何も起こっていない。

何か変化があったかといえば、1-A全員から恋歌先生と呼ばれるようになったことだ。(約2名除く)

クラスの子たちとも仲良くなれたような気がする。

実際は相澤の方が怖いので優しそうな恋歌に懐いてきているだけなのだが。

今日は救助訓練のある日。

相「じゃあ俺は生徒たちと後で向かう

オールマイトさんとは現地で集合予定だ

現地には13号がいるから先に行っておいてくれ」

『わかりました』

相「武装、ちゃんとしてるか?」

『一応あの日から家にあったのを全部持ってきてますよ』

相「そうか」

朝の段階で今日のヒーロー基礎学の流れを相澤と確認をする。

現地まで距離があるので恋歌は先に向かいいつも通り準備をすることになった。


あの会議の日から服装はいつも通りだが一応武器は持っている。

『(今日のヒーロー基礎学はプロヒーロー3人が見てくれる

何かあってもなんとかなるか)』

後にこの考えが甘かったと後悔することになるが、それは現段階では知る由もない。














昼ごろにUSJ(ウソの災害や事故ルーム)に到着し、13号と打ち合わせをする。

13「基本的には全員に一通り回ってもらおうと思ってます」

『わかりました』

13「そういえばオールマイトは来れないみたいですよ」

『え!?どうしてですか?』

今日は3人もプロヒーローがいると思って何かあっても大丈夫だと思っていたのに。

13「通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったらしいですよ」

『平和の象徴のヒーローって大変なんですね』

13「まぁあの人の場合何か事件があればどんな小さなことでもすっ飛んで行ってしまう人ですからね」

『教職とかけもちですごいですよね』

その他に進め方などを決め、準備を終えてしばらくしたころ相澤が生徒たちと一緒にUSJに入ってきた。

相「どうだ

スムーズに進みそうか」

『一応考えてはあります』

相「進め方は13号に任せる

合理的に進めば俺は特に言う事はない」

すたすたと13号の方に歩いていき、オールマイトがいないことについて話を聞いている。




13号の小言が始まると相澤がこそっと恋歌に話しかけにきた。

相「オールマイトが今日はいない

念のための警戒態勢だが気を抜くなよ」

『わかってます』

生徒に何かあってはいけない。

相澤の気持ちがわかる恋歌は大きくうなずいた。



相「そんじゃあまずは・・・」

13号の話の後、早速訓練内容に入ろうと生徒に指示を出すために相澤が口を開いた。

だが・・・・

相「一かたまりになって動くな!!」

オールマイトがいないこのタイミングで・・・敵の襲撃。
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