僕のヒーローアカデミア

□14話
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完全敗北だった。

ブラドキングの通報により敵が去った15分後に救急や消防が到着。

生徒40名のうち敵のガスによって意識不明の重体15名。

重軽傷者11名、無傷で済んだのは13名。

そして生徒1名と教師1名が行方不明となった。

みんなが入院している病院にの緑谷の病室に動ける1-Aの生徒が集まっていた。

話は八百万の個性で取り付けた発信機の受信デバイスをつくってもらい助けに行くというものだった。

切島は友達が狙われているときに何もできなかったことが悔しいと。

緑谷も同じ気持ちだろうと誘う。

まだ手は届く。

焦凍と切島は行くと決めたようだ。

焦「敵は俺らを殺害対象と言い爆豪は殺さず攫った生かされるだろうが殺されないとも言い切れねぇ

それに恋歌は最後誰かに引っ張られるようにワープゲートに入った

今回一番暴れてたからな

手っ取り早く殺すために攫ったのかもしれねぇ

俺と切島は行く」

飯「ふざけるのも大概にしたまえ!!!」

飯田が激昂し、みんなは焦凍と切島の気持ちもわからなくはないが資格を持たない生徒が個性を外で使うという事は、敵と同じことをしている。

それもわかっている。

診察の時間が来てみんなは病室から出て行ったが、緑谷は最後に切島から言われた今夜決行の言葉に心は揺らいだ。














そして夜。

結局直接いく事になったのは焦凍、切島、緑谷、飯田、八百万の五人となった。

戦闘は無し、救出する事だけを目的とすることを約束し新幹線で神野へ。

焦「一応聞いとく

俺たちのやろうとしてることは誰からも認められねぇエゴってやつだ

引き返すならまだ間に合うぞ」

切「迷うくらいならそもそも言わねぇ!

あいつは敵のいいようにされていいタマじゃねぇんだ

それに轟よぉ

お前落ち着いてっけど恋歌先生のこと死ぬほど心配してんだろ」

焦「そりゃあ・・・な

結局最後まで食らいついたのも恋歌だった

俺はまだまだ恋歌を守るほどの力はないけど、助けには行きたくなる

それが余計なお世話だったとしても」

切「俺だって恋歌先生は特訓してくれた恩もあるし、何より尊敬できる人だ

あの人からしたら足手まといなんはわかってるけど助けたいさ

ただ、お前にとって恋歌先生は特別な人だ

どんなことがあっても突っ走んなよ」

焦「・・・・・・ああ」

緑「僕は・・・

後戻りはできない」
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