□麦わら海賊団の元へ
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『……またか…』

恋歌が目を覚ますとまたエースの腕の中で眠っていた。

上を見るとまだエースは寝ているようだ。

『(昨日は確か…



あ、気を失ったのね…///)』

昨日の記憶を辿って思い出したことでまた顔を赤くする。

エ「…んー?恋歌?」

もぞもぞと動いていたからかエースが目を覚ましたようだ。

『お、おはよ』

エ「うん…」

珍しく寝惚けているようで恋歌を離そうとしない。

『起きないの?』

エ「んー…

もうちょっと…」

寝惚けているエースも可愛いと思いながらも今日はしたいことがあるためエースを起こす。

『ね、起きよ?』

エ「じゃあ恋歌がキスしてくれたら起きるー…」

『もう…』

ため息をついた恋歌はエースの頬にキスをした。

それに驚いたエースは顔を赤くしてばっ、と起き上がった。

エ「え?///

今普通に…///」

『ほっぺたはね

もう一回しようか?』

エ「わーわー!!

起きるから!」

エース的にはもうちょっと照れるかと思っていたようだが、頬ぐらいならなんともないようだ。

ベッドから飛び降りたエースは恋歌に赤くなった顔を見られないようにしている。

『今日ねルフィに会いに行こうと思うの

いいかな?』

エ「え、あ、そうか

まだ会いに行ってなかったもんな

いいぞ、ちゃんと帰ってきたって言ってやらねぇとな」

『うん』









そしてその後白ひげにルフィに会いに行ってくると伝え、今甲板にてエースとサボ、ニーナの他回りにいたクルーたちのお見送りだ。

『じゃあ行ってきます』

エ「ああ

気ぃつけてな」

サボ「ルフィによろしく」

ニ「ゆっくりしてきてください」

三人は手を振ってくれて恋歌は手すりの上に立つ。

「恋歌さんどっか行くのか?」

「さぁ?

でも行ってきますって言ってるからそうじゃねぇの?」

エ「泊まってきてもいいぞ?

友達もいるんだろ?」

『ありがと

もし泊まるなら1日にするね

明後日には帰ってくるから』

エ「わかった」

『【ダークブーツ発動】

じゃあね』

恋歌は手すりを蹴ってその場から消えた。

「ええ!?」

「消えた!?」

「どうなってんだ!?」

どういうことなのかわからないクルーたちは慌てていたが、三人が説明をすることはなかった。
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