２
□デートpart2
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ル「よし！次は俺な！」
『え、次？』
いつの間にかルフィが次に準備していてやる気満々のようだ。
ル「母ちゃんはやく！」
『う、うん…』
急かすルフィの手を握る。
ウ「よっしゃ打倒恋歌！腕相撲大会
第二回戦よーい…」
復活したウソップが勝手にそんな名前をつけて審判まではじめた。
ウ「どん！」
口で言われた合図とほぼ同時に恋歌はルフィの腕を倒した。
『これ…いつまでやるの？』
ロ「ふふっ、みんなが納得するまでじゃない？」
他人事だと思って本を読み出しているロビンに助けを求めるが助けてはくれなさそうだ。
フ「次は俺がいくぜ」
『はぁ…』
結局全員をあと何回か相手にするまで解放されなかった。
ル「やっぱり母ちゃんには敵わねぇな！」
全敗した麦わら海賊団。
ルフィは満足そうに笑っているがあとの負けた男たちは納得いかなさそうだ。
『なんか疲れた…』
ナ「バカなのよあいつら」
またどこから持ち出してきたのかホワイトボードに恋歌対策用に計算式が書かれている。
ウ「この角度が一番力の入りにくい…」
『まぁ、腕相撲だろうとなんだろうと私は二度と誰にも、何にも負けないって決めたから！
挑むならいつでもどうぞ
ただし、』
恋歌は麦わら海賊団をぐるりと見渡して満面の笑みを浮かべる。
『次は手加減しないからね』
今日も手加減されていた上に、手加減されないと腕一本ぐらいは軽く折られそうだ。
ウ「の、のののののの挑むところだ！」
足をがくがくさせながら言うウソップに笑みを浮かべて、手すりに立つ。
『じゃあ私は帰るね
また何かあれば呼んで
私はこれからもずっとみんなを守るから』
ル「ああ！
元気でな」
『ルフィもね
あ、それから私もう正体隠さないことにしたから』
「「「「「は!?」」」」」
『じゃあね！』
ナ「あんなことがあったから正体隠すのやめたんでしょうね」
ロ「でしょうね
でも記憶が戻ってよかったわ」