短編▼
□猿山の大将
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｢‥‥‥ったく、ひでぇもんだ｣
煙が焦がす空気の臭い
パチパチと燃え続ける村の残骸
｢ドラゴンにでも襲われたような有り様だな、こりゃ‥‥｣
まるで村ごと炉にくべられたような惨状の中
｢‥‥‥結局生き残ったのはこのガキだけか｣
｢うぇ‥‥ぐすっ‥‥‥｣
家も友達も家族も、名前すらも失って
｢‥‥来るか?この煤まみれ小僧｣
俺は御頭に拾われた
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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