世界樹の誘い
□プロローグ
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ルバーブ連山
「ふぅ〜」
一人の少女が、山を下りていた。
「この仕事もこれで終わり 早く戻らなくちゃ」
少女が山を下りだす
その時
「キラリン・・・」
一筋の光が彼女の上をよぎった
「何だろう? 待ち合わせまでまだまだ時間がある 見に行ってみよう」
少女は光を追いかけて山を登る。
「なんなんだろう?」
少女は疑問とともに、心躍るような不思議な気持ちを抱いていた
ルバーブ連山いただき
「何だろう? 人・・・だ 空から人が降りて。」
少女はそっと光に包まれた人を受け止める
・・・・・・・・
「う・・・うん?」
謎の少年が目を覚ます
「ここは?」
少年の目の前に少女が座っていた
「目が覚めたんだね?よかったこのあたりは魔物が多いから心配した、それに人が空から降りてきたんだもん すっごく驚いたよ。」
?
「空から?」
少年は小声で疑問を抱く
少女が問う
「ねぇ、あれは何かの魔術なの?」
?
疑問に思った少年は聞いた
「空を飛んでたってホント? それに魔術って」
「えっ? 魔術じゃないの 特殊な魔術で空を飛んでいたんだと思ったんだけど、そらからふわふわ降りてきたんだよ。」
少年がしばらく考え込んでいると 少女が
「そういえばまだ名前を言ってなかったね。」
「私はカノンノ、カノンノ・グラスバレー。」
少年はつぶやく
「カノンノ・・・・・・・・・グラスバレー・・・・・」
カノンノが聞く
「あなたは何て名前?」
少年がギコチナクこたえる
「えと・・・俺は、レオ・・・・・・レオ・サマー。」
「レオ・・いい名前ね」
少女が言う
「とにかくこの山を降りよう? ここは魔物が多くて危険だから」
少年が笑って答える
「わかった ありがとうカノンノ」
こうして 運命の歯車は回り始めた
世界樹と 世界を知る物語の
プロローグ 出会い 完