世界樹の誘い

□第一章  
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カノンノとレオは、山を下りながらこんな話をしていた。

「ねぇレオ。あなたは記憶喪失なのかな?。何か理由があってそういうことになってるんじゃないのかな」

 レオが考え込む。

「記憶喪失・・・・・・・・」

「いいよ無理に思い出さなくても、いつか思い出せる日が来ると思うし」

 カノンノが言う

「でも、山に下りてくる前の記憶がないところをみると、あなたを包んでいたあの光に、原因があるんじゃないのかな?」

 「・・・・」

しばらく話していると、  

「!?」

 レオが何かに気づく、

「どうしたの?」

 カノンノが問う

「何か来る」

 レオが空を見上げる

「ばさばさ」

 大きな鷹のようなものが攻撃してきた。

「あぶないっ!!」

 レオがカノンノを抱えながら避けた。

「きゃっ!!!」

 レオがカノンノをおろしながら

「大丈夫?」

「う・・・うん・///」

 カノンノが照れながら答えた。

 レオがまた空を見上げ
 
「これは・・・?」

「ガルーダだよ。凶暴な鳥の魔物だよ。」

 カノンノが答える

「下がってここは危ないから、私がやらなきゃいけない」

 レオが、前に出て手をガルーダにかざした。

 カノンノが疑問に思う

「え・・・なに?」

 レオが言う

「俺に任せて」

「え?」

 カノンノがそういった後。

「雷神双拳撃!!!」

とレオが叫んだ瞬間にレオの手から青い稲妻が放出され手を覆った。

そしてレオがガルーダに向かってその稲妻を球状にして放出

「ドゴーン」

という音があたりに響き渡り、ガルーダが倒れていた。

驚いた表情でカノンノが

「すごい・・・すごいよレオ今の技」

 レオも驚いた表情をしていた

「あっ!!!」

カノンノがいきなり思い出したような表情で

「もうこんな時間だちょっと急ぐことになりそうだけどいい?」

「俺は別にかまわない」

レオが優しそうな顔でそういった

「ありがとうじゃあいこ」

 しばらくして川の上のの崖まで行くと

「あれちょっと来るのが早かったかな?ちょっとまっていよ」

カノンノが笑顔でそういった。

「わかった・・・」

カノンノが心配した顔で

「記憶のことなら大丈夫だよ きっと何とかなると思う。」

 しばらくして上空から大きな船がやってきた。

「あっ・・迎えが来たみたいだよ。」

 こうして、グダグダ始まった物語  まだまだ続く

                          第一章 下山 完

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