06/04の日記

12:47
ほんの少しの心遣い
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今日は、心遣いについて書こうと思う。

俺はいつも電車通勤をしている。
首都圏のほぼ中心地に近いこともあり、毎日満員電車の中通勤しているのだ。

満員電車の中では当然だが、人と人とが密集しており少し動いただけで人にぶつかる様な空間だ。
カバン一つとっても体のどこかに当たっている状態である。
このような状態なので、当然通勤途中の人たちはピリピリしているわけだ。

では、そのような状態で隣の人にカバンがぶつかって痛いと言う意思を表すとどうなるか?
「さっきからカバンが当たって痛えんだよ!」
と言う乱暴な言葉になる。
事実、俺もそういう現場に遭遇したことがあるのだが、何と愚かなといつも思っている。

満員電車なのだ。
皆が苦しい状態なのは分かっている。
それをわざわざ感情を逆立てるような言葉で言うのだ。
トラブルに発展しないわけが無い。
あの場合、「申し訳ありません。先ほどからカバンが当たって痛いのですが」と言っていたらどうなるか?
そのカバンの持ち主は、ああ悪いことをしたと思い少なくともすみませんと謝るはずだ。
ちょっと言葉の表現を変えるだけでトラブルを回避できる。

降りるときも同様だ。
今度は無言で相手を押して降りようとする。
当然、前の人間は突然押されたわけだからバランスを崩したりして場合によっては怪我をするのだ。
そんなことすれば相手から「危ないじゃないか!」と言われて、言われた方もカッとなりトラブルへと繋がる。
こんな時も、ほんのちょっと気を利かせて「すみません、降ります。通してください」と言えばいいことだ。
実際にこれは俺が実践してるから尚更自身の実感としてある。
言われた人は進んで道を開けてくれる。
おかげでトラブルになったことなど一度も無い。

わずかな心遣い。
ちょっと、声をかける。
こうした行動で、トラブルを減らし自他共に気持ちよく過ごせるのだ。

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