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□治療より解体
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「私は、治療より解体が好きなんだがね」

 我が軍の軍医は変態である。
 今日も仕事をぜすに地球でドライブをしていたらしい。
 彼の助手が言っていたので間違いないとは思う。

「はぁ、そうですか。
それで?」
「いや、それだけだよ」

 ニコリと笑う軍医。
 絶対何かある、と私は思う。

「私は仕事がありますので、用がないなら帰ってください」

 私部屋を出ようとしたが、軍医が私の腕を掴んだ。
 やはり、男性型の方が力が強い。
 地味に痛い。

「……私は、治療より解体が好きなんだがね」

 先程と同じ台詞なのに言葉の纏う空気が違った。

 そして、私は気づいた。

「……私を解体したいと?」

 また軍医はニコリと笑った。

「あぁ、私はブレイクオーバー、君を解体したいね」
「軍医。
残念ながら私は健康体です」
「知ってる」

 この軍医、本当に何なんだ。
 誰か助けてくれないか、と私はささやかな期待をする。

 そう思った時、ドアが開いた。

「……サウンドウェーブ、タイミングが悪いな」

 部屋に入ってきたのは私の上司だった。
 軍医は私の腕から手を放す。

 上司は軍医をずっと見つめていた。
 睨んでいる様にも見える。
 否、睨んでいた。

「わかったわかった、出ていくよ」

 重い空気の中、軍医は溜め息をついた。
 軍医は出ていき、右に曲がった。

「ブレイクオーバー、今度でいいんだ。
一回だけ解体させてくれないかい?」

 ドアから出て尚、軍医はヒョコっと顔を出し、私に言う。

 私は言う。

「拒否します」





…………後書き

因みに管理人はTFPのなかでノックアウトが一番好きです。

とにかくエロイ←
手つきとか声とか足とか。

あっ。
足はTFPのスタスクでした。
スタスクが美脚な件について←

ノックアウトのスタスクにボディ傷付けられて時の叫び声が大好きです←
 

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