図書館戦争

□INDEX.1
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堂「腕下げんな、笹原っ!」
遠くから教官の怒声が聞こえる

(郁どんまい)
そう思いながら目の前にあったゴールを踏み切った

そしたら

「ナイス!伊吹そんでもってお疲れ!」

自分の前にゴールした人が声を掛けてくれた

 『ありがとう!それにしてもキツイ・・・』

「だが、殆どの男性抜いてを10位ってとてもすごいよ!」

雪『うん・・・』

?「よっ!!雪」

その声と共にいきなり背中を叩かれた

雪『わっっ!びっくりした・・・海斗か驚かさないでよ』

?「悪い悪い」

私の背中を叩いた人は、幼馴染の海斗
家が隣で昔から仲が良い・・・。

海「ほんと、雪もったいないよな〜・・・」
雪『なにが?』

海「お前さ、昔から成績も良いし、頭も良いし、顔も良いし、紳士だし、モテルしさ〜w」
雪『・・・・何が言いたいのかな?』

海「女には勿体無い」キラッ

「・・・伊吹ドンマイ、疲れる幼馴染を持ったな」

雪『・・・うん、ホントたまにどう反応すればいいのかわかんない』汗

海「おい!どう言う事だよ二人してぇ・・・」

 『ん? どうしたの?』

「っ! 危ない!!」

雪『え!!』

二人の言葉に後ろを向くと・・・

後ろでさっき教官に注意を受けていた郁が
凄い険相をしながらこっち(ゴール)に向かって走ってくる。

とっさに「彼女」の名前を呼ぶ

雪『ぃ・・郁!』

呼ぶと声に反応して

郁「雪避けてえええええ!」

え・・・ちょっとまってよ!この距離でどう避けろと・・・・・・

    ゴッッッツン

((((・・・・・・・・・・・・・・))

雪『きゅぅぅぅぅぅー・・・』

音がしたのと同時に(巻き添えをくらった)本人がぶっ倒れた

海「あ〜あ・・・・」

郁「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!雪〜!!」泣

(巻き込んだ)張本人は気絶した友人を見て慌てる・・・

そして、次の瞬間

堂「 誰が、倒れていいっつった、腕立て!
伊吹は伊月が保健室に連れて行け! 」
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