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ついにアシュラコンテストが始まった。



ミレイ、サトシ、カスミ、タケシ、シオン、マサトは観客席で会場の様子を見ていた。



カスミ「ハルカたち緊張してるかなー?」



ミレイ「さっき見てきたけど、ガチガチに緊張してたわよ。チューンのコンテストはレベルが高いから。」



サトシ「ハルカとヒカリ…どっちが勝つかな…。」



タケシ「最後のダブルバトルも気になるよな。」





『はーい!レディースアンドジェントルメン!アシュラコンテストへようこそ!』



司会者の声がかかると会場が一気に盛り上がる。



『今日の審査員は…チューンコンテスト会長、フルヤさん!アシュラシティのポケモンセンターのジョーイさん!そして、特別ゲスト…ポケモンデザイナーのタケルさん!』



ミレイ・シオン「………は?」



カスミ「あ、あれが二人のお兄さん…?」



マサト「来てるって知らなかったの?」



ミレイ「あのクソ兄貴め…。」






『タケルさん、今日の気分はいかがですか?』



タケル『みんなに会えて嬉しいよー!みんな愛してる!』




カスミ「キャー!なんてイケメンなのー!?」



ミレイ「シオン…吐きそう。」



シオン「俺も。」





タケル『実は僕には妹がいるんですが、すっごく可愛いんです!…って、ミレイー!』



ミレイ「気付かれた…。」



タケル『何でいるって言ってくれなかったんだ!愛しのお兄ちゃんだよー!』






マイクを通して告げられる言葉にミレイは頭を抱えた。








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