NARUTO
□卒業試験
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試験内容は分身の術だった
「次! カナ! 」
試験管に呼ばれて試験教室にむかう
むかう途中でヒナちゃんにあった
「 カナ!が、がんばって!// 」
『わははー♪それなりにー(笑』
その他たくさんの人に応援された
「 カナちゃん! 」
誰かが自分を呼んだが振り向かずに言った
『なんですか?ナルト』
僕は昨日の出来事を許したわけではないのだ。
あんな公共の場で!
しかもあろうことか僕の可愛い可愛いヒナちゃんやいのちゃん、サクラちゃんにまであんなものを見せるなんて!
汚れてしまう!
みんな気にしてないと言ったから
半径10メートル以内に入ってこないでという契約を解除したのだ
「え、えっとその、 カナちゃんなら大丈夫だってばよ!だからがんばってってばよ! 」
もうこの人は。
馬鹿というか、
まっすぐというか
許さないこっちが悪者みたいだ
僕はナルトの方へ振り向く
久しぶりに目があったナルトの瞳は不安で揺れていた
僕はため息をついて
『それなりにがんばりますよ。
僕はナルトが心配です。』
ナルトはうっ!っと渋った
でも、っと僕は続けた
『でも
ナルトが合格しなかったら
僕は一生許しません♪』
だからがんばって合格してください
そう薄く微笑んで教室をでた
教室からナルトのがんばるってばよーと叫んでる声を後ろに聞きながら
試験教室にむかった
試験教室からナラマルがでてきた。
手には新しい木の葉の額あてが握られていた
『おめでとぉ』
ナラマルに笑顔で言った
「おう//!」
ナラマルはそっぽをむいて頬をかいている
「お前、これからだろ?お前ならきっと大丈夫だ」
そう少し笑いながらナラマルは言った
同じ言葉で応援されたからだろうか?
その姿は何故かキヨに重なった
『まぁ。それなりにがんばるよー♪』
「落ちたら只じゃおかねー」
『さっき僕ならきっと大丈夫っていったじゃん?』
「お前のその緊張感のなさで心配になってきた」
真面目な顔で行ってくるナラマル
ほんと失礼だな。
『大丈夫〜♪だって僕、ナラマルたちと一緒に卒業したいもん!』
だから心配しないで〜♪なんて言いながら試験教室へと消えていった カナ
その後ろ姿を見てシカマルは
「「ナラマル"たち"」か...お前の中じゃオレはみんなと同じか。」
そう苦笑して、アカデミーを出た
*