NARUTO

□卒業試験
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僕は珍しく真面目にやって
見事合格することができた



「よくがんばったな!」


嬉しそうに笑うイルカ先生に満面の笑みで答えて
額あてを手に教室をでた














外に出ると、たくさんの親子が喜びに笑顔を浮かべている





「おめっとさん。」


声が聞こえた

横にはシカマルがカナの額あてを指差して言った


『ナラマルにできるっていわれたらやるしかないじゃん♪』

カナは笑顔で言った

ナラマルは洞察力がとても優れていて、ものすごく頭が良いのだ

だから本当のことしか言わない



そんなナラマルの期待に答えたまでのことだ


「君が、 カナちゃんかい? 」


ナラマルの隣を見上げた

ナラマルにそっくりだ。


『はい。そうです。あなたはナラマルのお父さんですか?初めまして』


そう言って僕はナラマル父にペコリと頭を下げた


「はは!こりゃ礼儀がなってる!シカマルとは大違いだ(笑
オレは奈良 シカク。シカマルの父だ!」


そう言ってまた笑った


「おい親父。どーゆーことだ?」


ボケたか?とか言ってるシカマルをよそにナラマル父は僕を上から下まで見てきた


僕は首を傾げると


「なるほどな。そのしゃべり方と言い、物腰と良い、そのユルい雰囲気までキヨにそっくりだ」


そう言って頭を撫でてきた


『ナラマル父は、キヨをご存じで?』

「あぁ。キヨは薬品の調合の材料をオレに頼んでくるんだよ。それにキヨがガキん時の頃も、お前を連れてきたことも、全部知ってる。もうあいつはオレの娘みたいなもんよ」


そう笑顔でいうナラマル父はとても嬉しそうだ



「もうこんなにでかくなったか!顔もキヨとは違う魅力がある。お前さんは将来別嬪になるよ。」



「おい親父! カナ口説いてんじゃねーよ 」


「お!シカマル嫉妬か?男の嫉妬は見苦しいぞ!」


「ちっげーよ!//親父こそ犯罪で捕まるかんな!めんどくせーからやめろよ!」





「はは!シカマルお前良い女選んだな!さすがオレの子!」


「きけー!」



僕は話についていけなくてきょとんとしている


それを見たナラマルは僕のほうをむいて照れ臭そうにしながら


「まぁ。これからもよろしくな」


僕も
『これからもよろしく♪』




そういってナラマル父に失礼しますと一声かけて、その場を去った













去っていく後ろ姿を見ながらシカクは真面目な声でシカマルに言った。



「シカマル」

「あ?」

「男なら大切な女、守れよ」


「.......んなこと言われなくてもわかってるっつーの」











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