NARUTO

□卒業試験
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僕はキヨを探したが見つからない。

キヨは多忙なためなかなか時間がとれないことを知っていたがそれでも少し寂しい



一番に喜びを伝えたい人が近くにいない


おそらく今はまだ木の葉病院だ





木の葉病院に行けば会えるもん!

僕はそうとらえて木の葉病院へ行こうとした









「 カナ 」









ビックリした。



思わず僕は固まった




だってそこにはキヨがいたから











『え?キヨ、なんで?まだ仕事、』




僕は言いたいことがまとまらない






キヨは微笑むと


「仕事は午前中に終わらせてきました。だから午後から カナの好きな料理の材料を買って、やっと作り終わったんです。
それでお迎えが遅れてしまって... 寂しい思いをさせてしまいました」



ごめんなさい。そう言ったキヨの着物は走ってきたのか少し乱れていた。

いつも口に加えている煙管も懐にしまっているのが見える








嬉しい




嬉しい!








僕はキヨに飛び付いた





「わっ!っと...そんなに待たせてしまいましたか?」


『キヨー!』


ぎゅーっとキヨに抱きつきながら言った


「ふふ(笑。そのようすだと、合格したようですね。」


『うん』


「まぁ。当たり前ですね。なんせ私の子ですから」



キヨは、本当に自分が産んだ子どものように言ってくれる


こう言うとキヨは私が産んだも同然ですなんて怒りだすから
言わないけど

僕も、キヨを本当の母親とか一番の理解者だと心のそこから
思ってるけど
やっぱり、改めて今みたいなこと言われると
くすぐったい。


ナラマルはこんなのよくいわれてんだよなぁ


















「では、いきましょうか。」



キヨはボクの手をとった。





そして家に帰ろうとしたとき
どこからか声が聞こえた








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