NARUTO

□原作開始
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青い空のした、 カナたちは今日も立派な忍になるべく
イルカの授業を受けている





しかし カナはそんなのお構いなしに彼女の特技であるモノ作りに徹していた。




イルカはそれを発見し額に青筋を浮かべながら、怒鳴ろうとした




が、それは慌てて教室に入ってきた男により中断せざる終えなくなった



慌てた男はイルカになにかを伝えるとイルカも同じように焦りながら、教室にいる生徒たちに指示をだし、どこかへいってしまった




『ナルトだね。』

僕はそう言って窓の外にある歴代火影様たちの彫刻にされたラクガキに目を向けた

















しばらくすると、縄でぐるぐる巻きにされたナルトが教卓の隣にいた





イルカ先生は怒っているがナルトはそんなのお構い無し


そのおかげでイルカ先生は激怒し
突然の変化の術のテストを受けることになった。


お題はイルカ先生そっくりに化けること












みんな一列に並んで変化の術をやっている




僕はやる気がなかったがナラマルに

「めんどくせーけど、オレもやるんだからお前も当然やるんだよ。逃げてんじゃねぇ」


そう言って首根っこを掴まれて列に加わった

そもそもどうやったらそんな方程式が成り立つんだ!

さも当たり前のように言いやがって
やりますよ!やってやりますわ!

ここで逃げたら女が廃る!←え






そんなことを考えていたら前に並んでいたナルトの番になっていた





するとナルトは何かひらめいたような顔をすると

「変化の術!」


ドロン



あらわれたのは全裸の可愛い女の人



「っ!!カナ!」

当然僕はナルトの後ろにいたわけで、必然的に全視界にあの全裸の可愛い女の人が写ってしまうわけで


僕の後ろにいたナラマルは
固まって動けない カナの代わりに自身の手で カナの視界をおおった



カナ は可愛い女の子や綺麗な女の人が大好きだがそれは純粋に カナが美しいものが好きだからであって カナは純粋な女の子なのだ。



あんな刺激の強いものを見て
平然としていられるわけがない

むしろ喜んだらもうただの女の皮を被ったエロおやじだ




それを知っているシカマルは
カナがショートする前に、助けたのである









『ナラマル...ありがとう』

カナは呆然としている


「おう。ったくナルトのヤロー何考えてんだよ?!」




シカマルは カナとチョウジを見てナルトに向かって言った



ナルトはナルトが自分のお色気の術なるものでイルカ先生が鼻血を出したことに喜び、馬鹿にしている




シカマルが呆れ返っていると


突然 カナがナルトのもとへと歩いていった


「おい! カナ! 」


シカマルの声を無視して
ナルトの目の前に立つ




「あっ! カナちゃん!今のオレの術見たってば?!あれお色気の術っつーんだってばよ!すごいだろ? 」


キラキラした目で カナの言葉を待つナルト


カナはナルトが術を見せるととても褒めてくれる。だから今回も褒めてくれるとおもっていたのだ





だが カナはナルトの方を見ずに

















『ナルト........不潔。』











そう無表情で言った















ナルトは固まる


みんなも固まる





いつも楽しそうにヘラヘラ笑って
何事にもユルくある カナが嫌悪感丸出しで、ナルトに無表情で言ってのけた。




ナルトと カナは親友で悪友でもある
そんなナルトの顔も見ずに言ったのだ








「えっ?... カナちゃん? 」




ナルトがそう言って カナに手を伸ばすと




『これから僕の半径10メートル以内に入ってこないで頂けますか?』



ピシャリと言い放ち
シカマルの後ろに隠れた




ナルトは カナからの初めての拒絶に、しばらく放心したあと
また懲りずに カナに近付いた


「な、なぁ;;! カナちゃんってば、ほんとにごめn「シュッ!カカッ!!



ナルトの足元すれすれに2本のクナイが刺さっていた


『そこで半径10メートルです...』

そう目を伏せながらナルトに言った




「はっ!ざまぁみろ。馬鹿なことしてっから カナに嫌われんだよ! 」
「あん!あん!!」



キバが チョウジの近くで言った 赤丸までナルトを追い詰める始末だ


ナルトが暗いオーラを出してそんなぁと泣きべそをかいていると

「この様子じゃあ。当分は近づけねーし、口も聞いてくれねーな。
もしかしたら一生 カナに避けられるかもな 」ニヤ




シカマルはかなり意地悪に言った


「( カナをこんなにした罪は重いぜ )」




そう心の中で付け足して
自分の後ろに隠れている カナに


「こんなやつほっといて、ヒナタも連れて一緒に昼飯食いに行こーぜ」


カナはこくりと頷いて、隣で心配していたヒナタに笑顔を見せて安心させると

自分を見ているナルトの視線から逃れるために、その間にチョウジを挟んでヒナタと手を繋ぎながら教室を出ていってしまった。



そのあとをシカマルとキバが愉快そうにナルトの方を見ながら、続いて出ていってしまった。













*



その後 頑張って謝って半径10メートルは解除されたが
敬語がとれることはなかったという






*

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