NARUTO
□はたけカカシ
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カナはシカマルとチョウジとお弁当を食べ終えくつろいでいた
ガチャガチャ。
カナは工具を点検し出した
「おいおい カナ...いつも思うけどどこにそんな量収納してんだよ 。
お前埋もれてるぞ...;;」
シカマルは仰向けから カナのほうに体を横に 向けて言った
『む?だから言ってるじゃん!僕の服の中はブラックホールだって♪』
「お前って本当自分のことになると、適当だよな」
『んー。そうかなぁ?』
「でもカナって自分のこと話さないよね。 」
チョウジがお菓子をボリボリ食べながら言った
「オレらにも話したくねーことなのかよ?」
シカマルが上体をおこして膝をたてて座った
カナは工具を磨きながら
『僕はさ。本当のお父さんとお母さんを知らない。拾われた子だからって理由で一部の大人は普通の子供と対等には接してくれなかった。キヨは当時仕事が忙しくて夜遅くに帰ってくるのは当たり前。だから僕は一人でご飯を食べてた。僕の唯一の能力はあの誘拐事件以来限られた環境でしか使用禁止。』
チョウジはお菓子を食べるのをやめた
シカマルはじっとカナを見ていた
『みんなと会うまで僕の世界はキヨだけだったんだ。
みんなと出会ってから僕の世界は広がった。
そんな大切な人たちに、こんなつまらない話聞かせても雰囲気が重くなっちゃうだけ。
だから今まで言わなかった。ただそれだけだよ。』
カナは笑いながら言った
「でもよ、オレらからしたら大切だから知りたいと思うんだよ」
シカマルは続けた
「だからよ。せめてオレとチョウジのは言ったっていんじゃねーか?」
「そうだよ!僕達ヒナタの次に一番カナと一緒にいたじゃん!」
『僕としては、もっと他の女の子といたかった。
でもいーよVvチョウジ柔らかいから!』
「ったく!こんな場面でもそれか!めんどくせー!」
『わはは(笑
ナラマルもだよ♪』
「知ってるっつーの!//」
『あ!もうすぐ時間だねぇ。担当上忍が来ちゃうよ!』
見ると集合時間10分前だ
「ほんとだな。めんどーだけど行くか。いのも怒る前に行かねぇーと更にめんどーだ。行くぜ!チョウジ!」
「うん! カナ。またね! 」
『またお昼一緒に食べようねぇ♪
ナラマルもしばらく会えないけど元気でねぇ♪』
「おう。」
手をふって二人と別れた カナは、集合場所へと
急いだ
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