NARUTO

□任務
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「目標との距離は?」

「5m!いつでもいけるってばよ!」

「オレもいいぜ」

「私も」

「よし!やれ」




.......カカシの言葉に3人は一斉に動いた 。











「ニャー!!」

「つっかまえたぁー!!!」

いち早くナルトがネコを捕らえていた。

「右耳にリボン… 目標のトラに間違いないか?」

「間違いない」

サスケの返事にカカシは軽くうなずいて

「よし、迷子ペット"トラ"捕獲任務終了! 」


その言葉とともに、どこからともなく紅緒が現れた



「あァーー!!紅緒ちゃんどこにいたんだってばよぉー!」




紅緒を指さしながら大声で言うナルト




そんなナルトにワンテンポ遅れて気がつくと、紅緒は




『おや、ナルトが捕まえたんどすか?めずらしのぉ....』




ナルトに捕獲されている猫をまじまじ見つめた





「オレの話を聞けってばよぉー!!」




『聞いておるわ、それよりも....その猫、逃げるぞよ?』





「えっ?あっ!!」



彼女がそう言った途端、猫はナルトの顔面にたくさんの引っ掻き傷をおみまいする始末








「ニャー!!」

「ああ!私のかわいいトラちゃん死ぬほど心配したのよォ〜〜〜」


「(ギャハハざまーねェってばよあのバカネコ!)」


「(逃げんのも無理ないわねアレじゃ)」



『なんとまぁ....』




迷子になったトラは捕獲出来て火の国の大名の妻、マダム・しじみのもとへ返された。













火影邸につき火影様が次の任務を読む

「さて!カカシ隊第7班の次の任務はと ........老中様のぼっちゃんの子守に隣町までのおつかい、イモほりの手伝いか.....」



そう言うと、ナルトは駄々をこね始める


そんな姿に呆れる紅緒以外


「お前らはまだ下忍になったばかり。Dランクがせいぜいいいところじゃ」


火影に説教を食らっているナルトはまったく聞こうともせず、今日の飯を考えていた。


「お主、人の話をきけェェェェい!!! 」


「ど…どーもすみませんι」



カカシは頭をかきながら謝った。



「あーあ!そうやってじいちゃんはいっつも説教ばっかりだ!けどオレってばもう......いつまでもじいちゃんが思ってるようなイタズラこぞうじゃねェんだぞ!」


(あーあ、あとでどやされんな…オレ)

カカシは苦笑しナルトは火影達に背を向けた。

「わかった」

火影様は言った。

「え?」

ナルトが聞きなおしている。



「お前がそこまで言うならCランクの任務をやってもらう......ある人物の護衛任務だ」


「アハ!だれ?だれ?大名様!?それともお姫様!?」


ナルトはさっきの機嫌の悪さはどこにいったのか目をキラキラさせながら聞いている 。

火影はチラリと紅緒を見た

すると紅緒は懐から面を取り出し、己の顔にそれを着けた

その行動に疑問符を飛ばす下忍三人


そんなことに構わず彼女が面を着けたのを確認してから火影は....



「そう慌てるな今から紹介する!入って来てもらえますかな.....」





ガラ





「なんだァ?超ガキばっかじゃねーかよ!......とくにそこの一番ちっこいアホ面おまえそれ本当に忍者かぁ!」



扉を開けて入ってきたのは酒を持ったじいさんだった。







「アハハ誰だ一番ちっこいアホ面って…」

ナルトは笑う。

『......ナルトじゃな』


面を被った紅緒がくぐもった声で指摘する


「なぁ!?」

ナルトがきょろきょろ班員を見る 。

だけどどう見てもナルトが一番ちっこかった。


「ぶっ殺す!!!」


「これから護衛するじいさん殺してどーするアホ」



じいさんに襲い掛かろうとするナルトはカカシにひっつかまえられていた。



「それに面なんか被ったガキなんて見るからに超怪しいじゃねーか」


そう言って紅緒を見下ろすタズナ


そんな様子を気にするでもなく飄々としている


そんな様子に火影がタズナに説明をする



「すみませんのぉ、何分この子はわけあって顔は見せられぬことになっておるのですよ。目をつむっていただけるとありがたい」

火影の言葉に紅緒はペコリとお辞儀をする


その態度に、あのアホ面のガキよりはマシだとかなんとか言っていたが、当然その言葉を聞いて暴走しだしたナルトを止めるのはカカシだった





「わしは橋作りの超名人タズナというもんじゃわい。わしが国に帰って橋を完成させるまでの間命をかけて超護衛してもらう!」





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