NARUTO

□鬼人
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「すごい霧ね!前が見えない!」


結局タズナさんの話を聞いた以上、ナルトたちは見捨てることはできず任務続行となった。



今は船で波の国に向かってる。



「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと波の国がある」


「うひょう!でけェーー!!!!」



ナルトは興奮し船から身を乗り出していた



『これこれ、ナルト.....落ちるぞよ?』



そう言って紅緒はナルトの服をやんわりつかんで引き戻していた













「よーしぃ!ワシを家まで無事送り届けてくれよ」



「はいはい」


タズナさんがそういうとカカシが苦笑しながら返し、ナルトたちは出発した。

しばらく歩くと

「そこかぁ―――――っ!!」

ナルトがいきなりクナイを草むらに向けて投げた。

「フ・・・なんだネズミか」

「何かっこつけてんの!そんなとこ初めから何もいやしないわよ!」

「コラ!頼むからお前がやたらめったら手裏剣使うな…マジでアブナイ!!」

「こら!チビ!!まぎらわしいことすんじゃねェ!」

みんなに怒られてるナルトだが

「む!あそこに人影が見えたような…」

「そこかァ―!!!」

反省どころかまた手裏剣を投げた。


「違うって!ホントに誰かがこっちをずっと狙ってたんだってばよ」

「はいウソ!」

カカシがナルトが手裏剣を投げたところを探っている。






「なんだ.....ウサギか!」


「ナルト!なんてことすんのよォ!」




怒っているサクラを後目に紅緒も何となくそのウサギに疑問をもって覗きこむ



が、




「全員伏せろ!!!」





彼女が見るや否や
カカシの声が響いた。





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