NARUTO

□修行
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「なあなあ、サクラちゃん紅緒ちゃん! 」

「どうしたのよ」

『なんじゃ?』

「カカシ先生のマスクの下…見たくねーか?」


そういえば寝てる時もマスクしてるしご飯時だって一瞬で食べちゃうから本当に見たことがない。

サクラは頷く

サスケも興味なさげにしてるがチラチラこちらを気にしているあたりまんざらでもないのだろう



こんな絶好なチャンスは滅多にないだろうと思うが




『妾は遠慮しておくえ』



「えぇ!なんで!絶対のるとおもってたのに!」

ナルトは驚いている


『ナルト...お主は妾に何を求めておったのじゃ....』


そう言って呆れたようにため息をはくと、すくと立ち上がる



『これから妾は海を見て行こうと思うての、残念じゃが今回は乗らぬ』



そう言って外へと繋がるドアを開けると半分顔をこちらへと向けて





『すぐそこに居るのでの、なにかあったらとりあえず...叫べ』




そう言って外へと消えていった紅緒



パタリと閉じるドアからカカシへと目をもどす三人










ごくりと唾を飲み込みナルトが静かに慎重にカカシの口布へと手をかける


















瞬間












パチ














カカシが目を開けた














「「ぎゃぁあぁああ!!」」






当然驚き叫ぶナルトとサクラ













ガチャリと音がする。


三人の中では一番冷静を保てたサスケが見れば





『ほほほ、ここまで予想した通りだと尚愉快じゃの』



面を被っていてもわかるほど肩を揺らして笑う紅緒




サスケはようやく彼女に騙されたのだと気づき
しばらく仏頂面でいた






ナルトたちの先生の素顔見る作戦は失敗した

そして最悪なことに再不斬はあのお面の人に助けられて生きているらしい




そして再不斬に対抗できるように今から修行するとのこと









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