NARUTO
□決戦
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―翌朝
「じゃ!ナルトをよろしくお願いします」
「限界まで体使っちゃってるから…今日はもう動けないと思いますんで」
ナルトは現在、涎を垂らしながら眠りこけている
「じゃ!超行ってくる」
「ハイ」
完成へ向けて橋へ出発する五人
イナリたちに見送られ、家を後にした
「な…なんだあコレはァ!!」
目の前の光景にみんなが驚く
作業員全員がみんな倒れていた
微かに動いていることから、生きてはいる
「どうした!一体何があったんじゃ!」
タズナは作業員に問い掛ける
その作業員は小さく口を動かした
「ば…化け物…」
その瞬間、辺りが霧に包まれる
「来るぞォ!!」
先生が叫ぶ
緊張で空気が張り詰めた
四人はタズナを守るように構える
「ね!カカシ先生これって…アイツの霧隠れの術よね!」
______久しぶりだな、カカシ
突然、どこかから聞こえた再不斬の声
____相変わらずそんなガキを連れて…また震えてるじゃないか…可哀想に…
サスケを見て言う再不斬
次の瞬間数体の再不斬の分身が僕らを囲む
だが、サスケは笑う
「武者震いだよ!」
「やれ、サスケ」
カカシの言葉で一瞬のうちに、サスケは水分身を倒した
辺りに水が飛び散る
「ホー、水分身を見切ったか。あのガキ、かなり成長したな…強敵出現ってとこだな…白」
「そうみたいですね」
霧の中から現れた人影。ようやく現れた再不斬の隣に、面の人が立っていた。
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