D.Gray-man
□第8夜
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再生しても程なくして血を流す手を見てカナはクロスを見つめる
『クロス...』
「再生し続けろ。手が吹っ飛ぶ」
『......』
「第二解放は使うな、これくらいの傷、大差無い」
クロスの言葉にリナリーはカナを見つめた
『わかった』
彼女はそう短く答えてクロスの手を再生し続けた
ｶﾞｶﾞｯ…
《方舟を操れ！アレン!!!》
｢!!??｣
《お前の望みを込めて弾け!!!》
｢の…望み!?｣
《早くしろ!!》
｢望メ｣
｢望みは…っ転…送を…
僕…は……｣
仲間がひとり死ぬことは…私にとって『世界』の一部が滅びるのと同じこと…
リナリーの言葉が浮かぶ
｢僕は…
方舟を…っ｣
思いつかないかい？
｢!｣
まずは｢おかえり｣といって
肩をたたくんだ
で、
リナリーを思いっきり抱きしめる!
アレンくんにはご飯をたくさん
食べさせてあげなきゃね
ラビはその辺で寝ちゃうだろうから
毛布をかけてあげないと
大人組みはワインで乾杯したいね
ドンチャン騒いで
眠ってしまえたら最高だね…
仏頂面の神田くんを連れてカナたちが帰ってくるんだ
♪ﾎﾟﾛﾛﾛﾛ…
僕の仲間を返せ!!!!
｢消えるな!!方舟ぇぇぇえええ!!!!!｣
ﾄﾞｸﾝｯ
．