レプリカ
□レプリカ
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『やっと帰ってこれたね』
「疲れたさー」
『報告書は出来てるから、あとはコムイさんに届けるだけだよ。』
ディアボリックを立ち電車に乗った柚とラビだったが、電車の故障などが続き帰宅するのが1日ずれてしまったのだ。
―司令室―
『コムイさん、ただいま』
「報告書届けにきたさー」
「柚くん、ラビ、お疲れ様。今回は災難みたいだったね」
コムイがコーヒーカップを二つテーブルの上においた。
「もう、電車の中が暇で暇で!!」
『ラビなんか《伸》で帰ろうとしたんだよ!!無謀にもほどがあるのに・・・』
「うん、確かにそれは無謀だね。ラビ、次に建物破壊したら自腹だよ」
コーヒーを飲みながら笑うコムイも、相当怖い。
「報告書には目を通しておくから、二人はゆっくり休むといいよ。」
『はい、お願いします。』
「たのむさー」
司令室を後にした二人は、自室にゆっくりと歩いて向かった。
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