レプリカ
□レプリカ
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「さあ、?実験の時間だよ。」
『いやっ・・・!!!』
「おとなしくしてれば、すぐ終わるよ。」
『離して、もうイヤっ!!』
「を抑えて。始めます。」
『ゃっ・・・いや・・・』
カチャッ
『いやぁぁああああああ!!』
部屋に少女の悲鳴が響いた。
誰もがその悲鳴を無視し、作業を黙々と続けていく。
「あと少し・・・」
『ぐっ、あああああああ!!』
拒絶するように暴れる少女を、研究員達は押さえ込んでいく。
《シンクロ確認されました》
「やったぞ、成功だ」
「これでまた、エクソシストが・・・」
『うぅっ・・・』
この日のことは、誰もが知らない。
知っているのは、研究員だけ。
少女も、この日のことを覚えていない・・・・
それは、それは、悲しいことの始まりを意味していた・・・
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