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□闇は光の外側にあった
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僕達は、目指す方向を同じくし、異なった方法を選んだ。
僕達は奪い、与える。
奪うのは相手の命、与えるのは自分自身。
正義を標榜した二人が並び立つものか。

「流河、今日の講義は…」「…はい」

会話は虚ろだった。
本気で笑っているのはリュークだけだった。
新世界に、お前がいることはないんだ。
はやく、ころさないと。



[END]
20070208

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